こんにちは、VALORANT観戦部です。皆さん一度は逆キーストッピングや離しストッピング、同時押しストッピングについて聞いたことがあるのではないでしょうか?
そもそもストッピングとは何なのか、なぜ逆キーストッピングを使っているプロが多いのかなどストッピングについて今回は紹介していきます。
ストッピングとはなにか?
VALORANTでは、ゲームの特性上動きながら打つとエイムした点(クロスヘアの中心)に向かって真っ直ぐ弾が飛ばないという性質があります。
よって真っ直ぐ弾を飛ばすために、一度動きを止める必要があります。しかし、VALORANTはスパイクをサイトに運んだり、敵を倒すために動いたりと基本的には動いている状態のほうが多いです。
敵が出てきたり、サイトに侵入しながら打ち合う時に、すばやく動きを止める技術”ストッピング”が必要になってくるわけです。
ストッピングの種類
ストッピングにはほとんどが離しストッピングと逆キーストッピングの2種類に分けられます。これ以外には同時押しストッピングもあるようですが、これを使っているプロは少ないようです。
離しストッピング
ストッピングの中でVALORANTから始めた人に最も多いのがこの離しストッピングと言えます。離しストッピングのやり方は特別な操作が必要なく、止まるタイミングでAやDといった移動キーから指を離して動きを止めることを指します。
逆キーストッピング
逆キーストッピングは現在VALORANTで活躍しているプロの大多数が使っている方法と言えるでしょう。逆キーストッピングのやり方は、入力しているキーを離し、逆のキー(右移動ならば逆のAキー)を一瞬押し、ストップするという方法です。
逆キーストッピングのプロが多い理由
VALORANTのプロに逆キーストッピングが多い理由は、Counter Strike出身のプロが多いためといえるでしょう。
Counter Strikeシリーズ(通称CS)はVALORANTと同様に5対5で攻め側が爆弾を設置し、防衛側がそれを解除するというシステムのゲームです。異なる点は、リアル志向のためスキルはなく、全員が投げるタイプのスモークやフラッシュなどを持っている点です。
CSは2000年リリース、VALORANTは2020年リリースと、CSからFPSを始め、VALORANTでプロになる選手も少なくありません。
では、なぜCSで逆キーストッピングが重要なのかを説明していきます。
CSでは、動いている方向に慣性が働く(=横に滑る)ため、逆方向のキーを入力しないとストッピングできないという性質があります。例えばDを入力し、離しストッピングでDを離すだけでは、すぐに止まらず少し右に動いてしまいます。
逆キーストッピングは必要か
逆キーストッピングが必要なテクニックであるかについての議論は、サービス開始当初から行われています。実際にプロ選手や元プロ選手の意見を紹介していきます。
Laz選手(ZETA DIVISION所属・プロ)の意見
Laz選手は、VALORANT開始当初の2020年代で逆キーストッピングを無理にする必要がないというポストをしています。
mitti選手(FENNEL所属・元プロ)の意見
脳のリソースの観点でも、特に慣れていない人は離しストッピングが適している可能性が高そうですね!
まとめ
このように、逆キーストッピングについては、VALORANTから始めたプレイヤーには必要ないという意見が多いです。
ただ、逆キーを入力するという過程が、ストッピングのタイミングをつかみやすいという意見もあるため、両方のストッピングを試してみて自分にあうストッピングを選ぶのがいいのかもしれませんね。
また個人的な意見ですが、やはりプロ選手が使っている打ち方や方法はつい真似したくなる気持ちもあるので、逆キーストッピングに一度挑戦してみるのもいいでしょう!