【VCT】VCT2024 新導入「チャンピオンシップポイント」の全解説:観戦初心者にも分かりやすく!【Champions】

こんにちは、VALORANT観戦部です。今回は、VCT2024から新たに導入されたチャンピオンシップポイントについて、いつもVCTを見ない方にもわかりやすく解説していきます。

VCT全体についての制度はこちらの記事をチェック

目次

チャンピオンシップポイントとは

先ほども紹介しましたが、チャンピオンシップポイントは2024年から導入されました。このポイントを簡単に説明すると、「救済措置」のポイントと言えるでしょう。

チャンピオンシップポイントは、2024シーズン最後の年間王者を決める国際大会「Champions」の出場権で使用されます。シーズンの勝利数や国際大会の優勝でポイントが加算されます。詳細はこのあと説明していきます。

チャンピオンシップポイント導入の経緯

これまでは「Champions」にはプレーオフ上位3チームとLCQという残り1枠を争うトーナメントの計4枠で決まっていました。

しかし、このシステムではこれまでリーグや国際大会で良い成績を残しても、プレーオフやトーナメントの一発勝負で決まってしまうという「安定した成績を残しても、1度の負けで出場権を逃してしまう」システムでした。

このシステムを打開するためにチャンピオンシップポイントが導入されました。

チャンピオンシップポイント獲得方法

チャンピオンシップポイントを獲得する方法は主に3つあります。

1.Kickoff、Stage1、Stage2優勝

まずPacific内で行われるKickoffやStage1のプレーオフで勝ち抜き、優勝すると3pt獲得できます。

ただし、Stage2で優勝すると、チャンピオンシップポイント関係なくChampionsに出場できるため、ないものとして扱われます。

2.Masters Madrid・Shanghai優勝

2回開かれる国際大会、Mastersで優勝すると、同じく3ptが与えられます。したがってMasters上海で優勝したGen.Gは3pt獲得しました。

しかし、準優勝以下は0ptなど上位大会で好成績を残してもポイントが貰えないという部分は不満が上がっているのも事実です。

3.リーグ戦・プレーオフ勝利

Stage1・Stage2と開かれる総当たりのリーグ戦で勝利すると1pt獲得できます。総当たりで10試合・プレーオフで各4試合の計18ポイント分存在しています。

ポイント自体は少ないですが、1や2で優勝できるチームはチャンピオンシップポイントを使わずに出場権を獲得するため、このポイントが大変重要になります。

Championsへの出場権

Championsには、各3地域から、それぞれ4枠の出場枠があります。そのうち3枠はStage2プレーオフの上位3チームに与えられます。

そして残った1枠は、出場権を獲得していない残りのチームの中で最もチャンピオンシップポイントが高いチームに与えられます。

したがって、例えばStage2でプレーオフに行けなくとも、これまで良い成績を残しているとChampionsへの出場権を獲得できるというわけですね。

まとめ

これまで、チャンピオンシップポイントについて説明してきました。重要なポイントは、

・Championsの4枠目として、チャンピオンシップポイントが使用される。

・各大会の優勝で3pt・リーグ戦の勝利で1pt獲得できる

というところです。強豪チームが多いなか、各チーム特にチャンピオンシップポイントが重要になってきます。是非自分の応援するチームのチャンピオンシップポイントにも注目してみてください!

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