こんにちは、VALORANT観戦部です。最近、ZETA DIVISIONやムラッシュゲーミングの活躍などによってVALORANTの競技シーンが注目されるようになってきました。
しかし、最近見始めた方には「なぜDFMとFENNELは戦わないのか」、「ZETAが日本のチームとほとんど試合しないのはなぜ」など様々な疑問があると思います。
今回は、VALORANT競技シーンにおいて、(2024年6月現在)どのような大会の構造になっているのかを初心者にもわかりやすく解説していきます!
Premier
現在、VALORANTの競技シーンにおいて最も下のカテゴリーに存在しているのが「Premier」です。
「競技シーンに参加するためには、プロチームに入らなければならない」と考えている人も多いのではないでしょうか? 実は友達と作ったチームでもVALORANTの競技シーンに参加することが可能な仕組みになっています!
「Premier」はVALORANTのタイトル画面にもあるように誰でもエントリーすることができ、5人以上のフレンドでチームを作り週2回対戦を行うことができます。
コンペティティブと同じように「Premier」もチームの強さによって以下のように分かれています。(上から強い順に)
- コンテンダー
- エリート 1~5
- アドバンスド 1~5
- インターミディエイト 1~5
- オープン 1~5
この中で、コンペティティブの「レディアント」に値する、最上位の「コンテンダー」になったチームは次のカテゴリーであるVCJの予選にエントリーすることができます。
VALORANT Challengers Japan (VCJ)
次に紹介するのが「VALORANT Challengers Japan」です。通称VCJと呼ばれており、「FENNEL」や「ムラッシュゲーミング」、「Riddle」など国内で人気のチームもこのカテゴリーに所属しています。
VCJは、簡単に言うと「日本一のチームを決める大会」であり、1年を通して「Split1」「Split2」と日本一を2回決めます。
VCJに参加するためには、「Premier」の上位チームと昨シーズンVCJに参加していたチームで行われる予選を突破し、上位8チームに残る必要があります。
大会の仕組みを2024年の形式で簡単に説明すると、
Split1とSplit2で名称とトーナメント形式は異なりますが、どちらも次のメインステージに進むための予選になっています。このステージでは、Premierの上位チームとVCJ参加チームがトーナメント形式で争います。
このステージでは、8チームが総当たり形式で戦います。このうち上位6チームがプレイオフに、特に上位2チームに入るとオフラインへの進出が決定します。
メインステージで上位6位に入ったチームは、ここからトーナメント形式のプレイオフが始まります。詳しい形式は省きますが、オンラインでは3~6位だったチームから1チームさらにオフラインへの進出が決まります。
メインステージの上位2チームと、オンラインで決まった1チームの計3チームで準決勝と決勝がオフラインで行われます。2024年はSplit1が名古屋で、Split2が東京で開催されます。
先ほど紹介した「Split1」「Split2」のうち後半に行われる「VCJ Split2」において優勝したチームは、いわゆる「日本代表」として次のカテゴリーに進むための大会「VCT Ascension Pacific」に参加します
VCJについて更に詳しく知りたい方は以下の記事をチェック
VCT Pacific Ascension (アセンション)
次に紹介するのが「VCT Pacific Ascension 」通称アセンションです。この大会は簡単に説明するとトーナメント形式で国の代表同士が戦い、それぞれが所属するリーグへの参加権を争います。
VCJのように、韓国ではVALORANT Challengers Koreaなど上の画像のような各地域から代表が選出されます。北南米のAMERICAS、ヨーロッパ周辺のEMEA、アジア太平洋地域のPACIFICの3つに分かれ、上位のカテゴリーであるリーグへの出場権を争います。
2023年はVCJ Split2を優勝した「SCARZ」がアセンションに出場しましたが、惜しくも準優勝でした。また優勝したシンガポールの「BLEED Esports」は2024年のVCT Pacific への出場権を獲得しました。
今年はこのアセンションが初めて東京で開催することが決定しており、日本チームの優勝にも期待がかかっています!
VALORANT Champions Tour (VCT)
VALORANT Champions Tourは通称VCTと呼ばれており、VALORANT競技シーンにおける最上位カテゴリーに位置しているインターナショナルリーグです。先ほど紹介したように、地域によってAMERICAS、EMEA、PACIFICの3つに分かれています。
日本が所属する「VCT PACIFIC」では、日本のZETAやDFM、韓国のGen.GやDRX、シンガポールのPRXなどおなじみの強豪チームが様々な形式でPACIFIC代表となるために戦います。
詳しい説明は省きますが、KICKOFF、STAGE1、STAGE2の計3回でそれぞれPACIFIC代表として国際大会に参加するための枠を争います。
KICKOFFはトーナメント形式で、STAGE1はリーグ形式となっており、「Masters」と呼ばれる世界一を決める大会への出場枠を争います。
STAGE2では、これまでの大会の成績を含めたリーグ戦が行われ、最も大きい大会である「Champions」と呼ばれる年間世界王者を決める大会の出場枠を争います。
これまで説明してきたように3つの地域から国際大会への出場をかけて争い、そのうえで世界一のチームを決める「Mastars」「Champions」へと進出するという流れになっています。
まとめ
これまでの流れをまとめると、2024年の仕組みでは、
「Premier」 → 「VCJ」 → 「アセンション」 → 「VCT」 → 「Masters・Champions」
の順に上位のカテゴリーへと進んでいきます。
しかし、2022年まではインターナショナルリーグがなかったことや、女子大会である「Game Chengers」(GC)など大会の形式は毎年常に変化しています。形式が分かり次第、新たに解説記事を書いていく予定ですので、今後のVALORANT競技シーンに注目していきましょう!